鮨詰すしづめ)” の例文
私達は、竹柵の外から、鮨詰すしづめに押し込まれている、ロスケをののしったり、石をほうり込んだりして、一時間ぐらい費やした。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
限られた紙幅の中に規定されただけの項目を盛り込まなければならないという必要からではあろうが、実にごたごたとよく色々のことが鮨詰すしづめになっている。
外廊そとろうから舞台の直前まで身動き出来ない鮨詰すしづめで、一階から三階までの窓を全部明放あけはなし、煽風機、通風機を総動員にしても満場のうちわの動きは止まらないのに
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それは午後の四時頃であった、中央線の電車は満員鮨詰すしづめであってその大部分は学生であった。この頃はたまにしか電車に乗る事のない弥之助はこの箱の中に積み込まれて見ると
座頭ざがしらの天童太郎の藝達者と、娘太夫つばめの美しさで、暫らくは人氣の中心になり、一日何杯かの客を鮨詰すしづめにしましたが、その日の晝過ぎ、つばめ太夫が傷ついて、客の目當てを失つたために