“倨傲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょごう90.0%
きよがう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謙譲の褄(つま)はずれは、倨傲(きょごう)の襟より品を備えて、尋常な姿容(すがたかたち)は調って、焼地に焦(い)りつく影も、水で描いたように涼しくも清爽(さわやか)であった。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
相手が高官とみて、孟は挨拶に出たが、張は酒を飲んでいて顧りみないので、孟はその倨傲(きょごう)を憤りながら、自分は西の部屋へ退いた。
教頭は自ら比喩し得て妙と云はんばかりの倨傲(きよがう)な態度で云つた。禿げ上つた額のてらてらした艶が、見るから憎々しい尊大さで光つた。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
之が助長的動力として要する所の政治者は固より内隠忍外倨傲(きよがう)然(しか)も事に当りて甚だ小胆なる太郎内閣に非ず、果(は)たかの伊藤や大隈や松方や山県に非ずして
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)