“倨傲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょごう89.7%
きよがう10.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謙譲のつまはずれは、倨傲きょごうの襟より品を備えて、尋常な姿容すがたかたちは調って、焼地にりつく影も、水で描いたように涼しくも清爽さわやかであった。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
相手が高官とみて、孟は挨拶に出たが、張は酒を飲んでいて顧りみないので、孟はその倨傲きょごうを憤りながら、自分は西の部屋へ退いた。
教頭は自ら比喩し得て妙と云はんばかりの倨傲きよがうな態度で云つた。禿げ上つた額のてらてらした艶が、見るから憎々しい尊大さで光つた。
猫又先生 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
之が助長的動力として要する所の政治者は固より内隠忍外倨傲きよがうしかも事に当りて甚だ小胆なる太郎内閣に非ず、たかの伊藤や大隈や松方や山県に非ずして
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)