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倨傲
ふりがな文庫
“倨傲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょごう
90.0%
きよがう
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょごう
(逆引き)
謙譲の
褄
(
つま
)
はずれは、
倨傲
(
きょごう
)
の襟より品を備えて、尋常な
姿容
(
すがたかたち
)
は調って、焼地に
焦
(
い
)
りつく影も、水で描いたように涼しくも
清爽
(
さわやか
)
であった。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
相手が高官とみて、孟は挨拶に出たが、張は酒を飲んでいて顧りみないので、孟はその
倨傲
(
きょごう
)
を憤りながら、自分は西の部屋へ退いた。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
倨傲(きょごう)の例文をもっと
(36作品)
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きよがう
(逆引き)
教頭は自ら比喩し得て妙と云はんばかりの
倨傲
(
きよがう
)
な態度で云つた。禿げ上つた額のてらてらした艶が、見るから憎々しい尊大さで光つた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
之が助長的動力として要する所の政治者は固より内隠忍外
倨傲
(
きよがう
)
然
(
しか
)
も事に当りて甚だ小胆なる太郎内閣に非ず、
果
(
は
)
たかの伊藤や大隈や松方や山県に非ずして
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
倨傲(きよがう)の例文をもっと
(4作品)
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倨
漢検1級
部首:⼈
10画
傲
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“倨傲”で始まる語句
倨傲者
検索の候補
倨傲者
尊大倨傲
豪快倨傲
傲倨
“倨傲”のふりがなが多い著者
本庄陸男
ロマン・ロラン
橘外男
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
島木健作
パウル・トーマス・マン
倉田百三
吉川英治
南部修太郎