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猛吼
ふりがな文庫
“猛吼”の読み方と例文
読み方
割合
もうく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうく
(逆引き)
血をみて発作的にふるいあがった声——獣性も人もけじめなきかを思わする兇暴なる挑戦の
猛吼
(
もうく
)
。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いったと思うと、魯智深は後ろに廻していた縄目をばらッと
解
(
と
)
いて、禅杖へ手を伸ばすやいな、
猛吼
(
もうく
)
一
声
(
せい
)
、階を躍り上がって、のけ
反
(
ぞ
)
る鄧龍の
真眉間
(
まみけん
)
を打ちくだいていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが、三平の
猛吼
(
もうく
)
は、たッた一吠えだけだった。おそらくお島が抱きもどしたものであろう。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猛吼(もうく)の例文をもっと
(5作品)
見る
猛
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
吼
漢検1級
部首:⼝
7画
“猛”で始まる語句
猛
猛者
猛々
猛然
猛獣
猛烈
猛火
猛虎
猛禽
猛鷲