“咆吼”の読み方と例文
読み方割合
ほうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カークも、大湿林の咆吼(ほうこう)をよぶ狂風を感じはするが……、死を賭(と)して、不侵地悪魔の尿溜をきわめようなどとは、夢にもさらさら思わないことだった。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「うわゥ、うわゥ」と奇妙な声で咆吼(ほうこう)しながら、首を振り腰をひねって、しきりに前庭を遊曳(ゆうえい)する様子。
咆吼(ほうこう)する左膳、棕櫚(しゅろ)ぼうきのような髪が頬の刀痕にかぶさるのを、頭を振ってゆすりあげながら、一つしかない眼を憎悪に燃やして足もとのお藤をにらみすえた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)