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咆吼
ふりがな文庫
“咆吼”の読み方と例文
読み方
割合
ほうこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうこう
(逆引き)
カークも、大湿林の
咆吼
(
ほうこう
)
をよぶ狂風を感じはするが……、死を
賭
(
と
)
して、不侵地悪魔の尿溜をきわめようなどとは、夢にもさらさら思わないことだった。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「うわゥ、うわゥ」と奇妙な声で
咆吼
(
ほうこう
)
しながら、首を振り腰をひねって、しきりに前庭を
遊曳
(
ゆうえい
)
する様子。
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
咆吼
(
ほうこう
)
する左膳、
棕櫚
(
しゅろ
)
ぼうきのような髪が頬の刀痕にかぶさるのを、頭を振ってゆすりあげながら、一つしかない眼を憎悪に燃やして足もとのお藤をにらみすえた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
咆吼(ほうこう)の例文をもっと
(6作品)
見る
咆
漢検1級
部首:⼝
8画
吼
漢検1級
部首:⼝
7画
“咆”で始まる語句
咆哮
咆
咆嘷
“咆吼”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小栗虫太郎
林不忘
久生十蘭
国枝史郎