“雷吼”の読み方と例文
読み方割合
らいこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大風むろ四匝しさふせる石壁を透徹して雷吼らいこうす、駭魄がいはくして耳目きはめて鋭敏となり、昨夜御殿場旅館階上の月をおもひ起し、一人ひそかに戸を排して出で、火孔に吹き飛ばされぬ用心して
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)