)” の例文
深沈たる高山の常、大風がけって、瓦落瓦落がらがらいう、かばの皮屋根の重量おもしの石が吹き上げられて、一万尺も飛ぶかとおもうのに、小舎の中は空気までが寝入っている。
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)