“吼声”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こえ50.0%
ほえごえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その吼声こえと、風のうなりと、樹々を打つ雨の音を聞くと、静かなへや内部なかが一しお暖かそうに思われ、そこにじっともだしている婦人おんなの姿が、何となく懐かしい感じをさえも与えるのであった。
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
それにもかかわらず現代の応用科学の産み出した文化は天地間のエネルギーを駆使して多くのうなり声や吼声ほえごえを製造するに忙しい。
電車と風呂 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)