“一吼”の読み方と例文
読み方割合
いっく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
動かざる必死の敵団も、その一触いっしょくをうけるや、眠れる虎が、一吼いっくして立ち上がったような猛気をふるい、両勢、およそ同数の兵が広き地域へ分裂もせず、うずとなって戦い合った。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)