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せいおん
ふりがな文庫
“せいおん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
静穏
38.5%
声音
23.1%
晴穏
7.7%
清穏
7.7%
清音
7.7%
聖恩
7.7%
西音
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静穏
(逆引き)
ついに維新の前後より
廃藩置県
(
はいはんちけん
)
の時に際し今日に至るまで、中津藩に限りて無事
静穏
(
せいおん
)
なりし
由縁
(
ゆえん
)
なり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
せいおん(静穏)の例文をもっと
(5作品)
見る
声音
(逆引き)
今まで
間断
(
ひつきり
)
なしに客が
出入
(
ではひり
)
して、低い
声音
(
せいおん
)
だの、高い哄笑だの、面白さうな
笑声
(
せうせい
)
などがその一室に
巴渦
(
ともゑうづ
)
を巻いてゐたが——疲れ果てたやうな、早くさういふ人達から自由になりたいといふやうな
時子
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
せいおん(声音)の例文をもっと
(3作品)
見る
晴穏
(逆引き)
「
皇叔
(
こうしゅく
)
。今日はこのあいだと違って、無風
晴穏
(
せいおん
)
、かみなりも鳴るまいから、ゆるゆる、興を共にしたまえ」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せいおん(晴穏)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
清穏
(逆引き)
貫一はこの絵を
看
(
み
)
る如き
清穏
(
せいおん
)
の風景に
値
(
あ
)
ひて、かの
途上
(
みちすがら
)
険
(
けはし
)
き
巌
(
いはほ
)
と
峻
(
さかし
)
き流との為に
幾度
(
いくたび
)
か
魂
(
こん
)
飛び
肉銷
(
にくしよう
)
して、
理
(
をさ
)
むる
方
(
かた
)
無く
掻乱
(
かきみだ
)
されし胸の内は
靄然
(
あいぜん
)
として
頓
(
とみ
)
に
和
(
やはら
)
ぎ、
恍然
(
こうぜん
)
として
総
(
すべ
)
て忘れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
せいおん(清穏)の例文をもっと
(1作品)
見る
清音
(逆引き)
四国の方にはススタマ・スズタマ等の
清音
(
せいおん
)
の例があって、
鈴
(
すず
)
や
笹
(
ささ
)
の実のスズなどが
聯想
(
れんそう
)
せられるが、さらに今一段と古い時代に
溯
(
さかのぼ
)
ると、『倭名抄』その他の
名彙
(
めいい
)
にはツシタマ
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
せいおん(清音)の例文をもっと
(1作品)
見る
聖恩
(逆引き)
またべつな辻では、
塩飽
(
しあく
)
ノ入道
聖恩
(
せいおん
)
が、禅僧みたいに、辞世の
偈
(
げ
)
をのこして割腹し、その子忠頼も、父にならって自害した。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せいおん(聖恩)の例文をもっと
(1作品)
見る
西音
(逆引き)
維新の
後
(
のち
)
、一異様の日を出現し
来
(
きた
)
れり。その名称いまだ一定せず、曇濁といい、損徳といい、また呑泥という。みな
西音
(
せいおん
)
の
転訛
(
てんか
)
にして、日曜日の義なり。それ日曜は
七曜
(
しちよう
)
の一にして、毎週の
首
(
はじめ
)
なり。
日曜日之説
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
せいおん(西音)の例文をもっと
(1作品)
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