“皇叔”の読み方と例文
読み方割合
こうしゅく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世譜せいふに依れば、正しく、朕の皇叔こうしゅくにあたることになる。——知らなかった。実に今日まで、夢にも知らなかった。朕に、玄徳のごとき皇叔があろうとは」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
皇叔こうしゅく。今日はこのあいだと違って、無風晴穏せいおん、かみなりも鳴るまいから、ゆるゆる、興を共にしたまえ」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これはかつて、劉皇叔こうしゅくから拝領した恩衣おんいです。どんなにボロになっても、朝夕、これを着、これを脱ぐたび、皇叔と親しく会うようで、うれしい気もちを覚えます。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)