“皇神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すめがみ40.0%
すめかみ20.0%
すめらみかみ20.0%
スメガミ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長歌の反歌で、長歌は、「山科やましな石田いはたの森の、皇神すめがみ幣帛ぬさとり向けて、吾は越えゆく、相坂あふさか山を」云々。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「吾が大王おほきみものな思ほし皇神すめかみぎて賜へる吾無けなくに」(巻一・七七)という御答歌で、陛下よどうぞ御心配あそばすな、わたくしも皇祖神の命により
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
そもそもかく外国々とつくにぐにより万づの事物の我が大御国おおみくにに参り来ることは、皇神すめらみかみたちの大御心にて、その御神徳の広大なるゆえに、しきの選みなく
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
皇神スメガミの反抗心を挑発する為に、御影を映す鏡を立てた様に言ふのも、必しも不自然な解釈とは言はれぬ。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)