“皇統”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みすまる62.5%
くわうとう25.0%
こうとう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大君、日の本の若き大君、かんながら朗らけき現人神あらひとがみ。青空やかぎりなき、國土くにつちやゆるぎなき。萬づ世の皇統みすまる皇孫すめみまや天津日繼。ああ我が天皇すめらみこと。大君、道の大君、大稜威。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
○そも/\ 醍醐だいご天皇は(在位卅二年)百廿代の御皇統くわうとうの中にも殊に御徳達とくたつたりしゆゑ、延喜の聖代せいだいと称し、御在位の久かりしゆゑ 延喜帝とも申奉る。
天下の擾乱じょうらんも久しいことだ。世上、これを皇統こうとうの争いともいっているが、またそもそもは、この義貞となんじとの宿怨しゅくえんにもよる。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)