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皇叔
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こうしゅく
ふりがな文庫
“
皇叔
(
こうしゅく
)” の例文
「
世譜
(
せいふ
)
に依れば、正しく、朕の
皇叔
(
こうしゅく
)
にあたることになる。——知らなかった。実に今日まで、夢にも知らなかった。朕に、玄徳のごとき皇叔があろうとは」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
皇叔
(
こうしゅく
)
。今日はこのあいだと違って、無風
晴穏
(
せいおん
)
、かみなりも鳴るまいから、ゆるゆる、興を共にしたまえ」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これはかつて、劉
皇叔
(
こうしゅく
)
から拝領した
恩衣
(
おんい
)
です。どんなにボロになっても、朝夕、これを着、これを脱ぐたび、皇叔と親しく会うようで、うれしい気もちを覚えます。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実は、
皇叔
(
こうしゅく
)
の夫人甘氏には、
疾
(
と
)
く
逝去
(
みまか
)
られて、今ではお独りとのご事情をうけたまわり、ちと差出がましいが、
媒人
(
なかだち
)
の労をとらしていただきたいと思うてこれへ来たわけです。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いまや東西
両川
(
りょうせん
)
の民は、ことごとく君の徳になつき、ひそかにわが
皇叔
(
こうしゅく
)
が、名実ともに王位に即かれて、内は民を定め、外には騒乱の賊を
鎮
(
しず
)
め給わんことを、心から
希
(
ねが
)
っておる」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「えっ。
皇叔
(
こうしゅく
)
と
呉妹君
(
ごまいくん
)
との結婚の
談
(
はなし
)
があったのですって?」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やあ、
皇叔
(
こうしゅく
)
にておわすか」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皇
常用漢字
小6
部首:⽩
9画
叔
常用漢字
中学
部首:⼜
8画
“皇”で始まる語句
皇子
皇后
皇帝
皇国
皇
皇孫
皇神
皇統
皇女
皇祖