“両川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうせん87.5%
りやうせん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……かく両川りょうせんにも申し伝え、異存なくば、宗治の切腹を見とどけた後、直ちに誓紙を取りかわすであろうとの明言にござりました
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たわごとをかせ。もともと、両川りょうせんの地は、旧蜀のもので、今の蜀のものじゃない。益州の南だってそうだ。この俺のものだ。玄徳の領分でもなかったし、劉禅りゅうぜんの土地でもない。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)