“呉妹君”の読み方と例文
読み方割合
ごまいくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬋娟せんけんにして男まさりな呉妹君ごまいくんといわれ、その窈窕ようちょうたる武技も有名な夫人であったが、国外遠く嫁いで、母の危篤と聞いては、やはり弱い女に過ぎなかった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでに呉妹君ごまいくんには、一たん良人とちぎられた玄徳に深く同意あそばして、このご脱出とぞんじます。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もちろん表面は呉の修交使節としてであるが、目的は例の呉妹君ごまいくんの婚縁にある。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)