“新土”の読み方と例文
読み方割合
あらつち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耕す際に切株を幾山か掘りおこしたが、それは長いあいだ燃料として役だち、またそのあとの新土あらつちの円い小さな輪は、夏じゅうそこだけ一層よく豆が茂ったのではっきり見わけがついた。
新土あらつちは朝にいつくし雨名殘いとどしくすがし鐵砲百合もよし
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
掘りかへす新土あらつちも痛ましう夕日にそむき只泣かれける
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)