“あらつち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新土40.0%
粗土40.0%
荒土10.0%
鬆土10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新土あらつちは朝にいつくし雨名殘いとどしくすがし鐵砲百合もよし
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
そんな事を、混沌こんとんと、めまいの頭で描いている間に、小溝に沿った粗土あらつちの土塀が、駕籠の外に、ちらと見えた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
姫が身もいつ荒土あらつち
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
これは大きな板を釘で打ちつけた箱で、労働者達は上述したようにして持って来た鬆土あらつちを、この箱の中にぶちまけ、前もって契約した道路材料をはかり、そして代価を請求する。