“殊勝気”のいろいろな読み方と例文
旧字:殊勝氣
読み方割合
しゅしょうげ83.3%
けなげ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに、これに対するWの応戦態度はというと、すこぶる落付き払ったものであった。殊勝気しゅしょうげに白い服を着込んで、母校の研究室に居据ってしまった。そうして一切を
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そこへ、Tが、昨夜家を明けたのがきまりが悪いという様な、殊勝気しゅしょうげな顔つきで帰って来た。無論服装は、前日家を出た時のとおり換えているし、つけ髭もとってある。
一人二役 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「おいの、……や、紛れて声を掛けなんだじゃで、お稲は殊勝気けなげに舞台じゃった。——雨に濡りょうに……折角の御見物じゃ、幕切れだけ、ものを見しょうな。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)