“りじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
利刃33.3%
吏人16.7%
李仁11.1%
里人11.1%
里入11.1%
里仁5.6%
俚人5.6%
離塵5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
顋(あご)のあたりに利刃(りじん)がひらめく時分にはごりごり、ごりごりと霜柱(しもばしら)を踏みつけるような怪しい声が出た。しかも本人は日本一の手腕を有する親方をもって自任している。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
吏人(りじん)は見ず中朝(ちゆうてう)の礼、麋鹿(びろく) 時々 県衙(けんが)に到る。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
杭州城内過軍橋(かぐんきょう)の黒珠巷(こくじゅこう)と云う所に許宣(きょせん)という壮(わか)い男があったが、それは小さい時に両親を歿(な)くして、姐(あね)の縁づいている李仁(りじん)と云う官吏の許に世話になっていた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
里人(りじん)は雪車に物をのせ、おのれものりて雪上を行(ゆく)事舟のごとくす。雪中は牛馬の足立ざるゆゑすべて雪車(そり)を用ふ。春の雪中重(おもき)を負(おは)しむる事牛馬(うしうま)に勝(まさ)る。
初君が古跡(こせき)今寺泊(てらどまり)に在(あ)り、里俗(りぞく)初君屋敷(やしき)といふ。貞享(ぢやうきやう)元年釈門万元(しやくもんまんげん)記(しるす)といふ初君が哥の碑(いしぶみ)ありしが、断破(かけやぶれ)しを享和年間(きやうわねんかん)里入(りじん)重修(ちようしう)して今に存(そん)せり。
そうして次に三において『論語』の内の古い層として学而(がくじ)・郷党(きょうとう)の二篇および為政(いせい)・八佾(はちいつ)・里仁(りじん)・公冶長(こうやちょう)・雍也(ようや)・述而(じゅつじ)・子罕(しかん)の七篇を見いだした。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
上論各篇の間に重複する文句のない篇を求めて行くと、一方に学而(がくじ)、郷党(きょうとう)の二篇があり、他方に為政(いせい)、八佾(はちいつ)、里仁(りじん)、公冶長(こうやちょう)、雍也(ようや)、述而(じゅつじ)、一つ飛んで子罕(しかん)のほぼ連続した七篇がある。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
一反二反の反をソリと言うことが俚人(りじん)に耳遠いためにこうした読み方は起ったのであろう。『新篇武蔵国風土記稿』によれば、今日東京市となっている早稲田(わせだ)村の中にも字段町がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
祝の児の名は鶚(がく)、字(あざな)は離塵(りじん)というのであったが、その鶚は寇家に請うて、三娘の遺骸をもらい受け、それと祝の遺骸を同時にして埋めたのであった。
水莽草 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)