“為政”の読み方と例文
読み方割合
いせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
哀公問いて曰く、何為いかんせば則ちたみ服せん。孔子こたえて曰く、なおきを挙げて、これをまがれる(人の上)にけば、則ち民服せん。(為政いせい、一九)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
一、世に為政いせいの人物なきにあらず、ただ良政の下に立つべき良民とぼしきのみ。為政の大趣意は、その国の風俗、人民の智愚にしたがい、その時に行わるべき最上の政を最上とするのみ。
そうして次に三において『論語』の内の古い層として学而がくじ郷党きょうとうの二篇および為政いせい八佾はちいつ里仁りじん公冶長こうやちょう雍也ようや述而じゅつじ子罕しかんの七篇を見いだした。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)