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飛移
ふりがな文庫
“飛移”の読み方と例文
読み方
割合
とびうつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびうつ
(逆引き)
短艇が太平丸の舷側へ着くなり、伊藤次郎は船長より先に
飛移
(
とびうつ
)
っていた。見よ、——
其処
(
そこ
)
には残留した船員たちの死体が転げている、あたり一面の鮮血だ。
流血船西へ行く
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
刻限
(
こくげん
)
といひ、みゝづくの
窓
(
まど
)
をのぞくのから、
飛移
(
とびうつ
)
るあとをためて、
天井
(
てんじやう
)
の
隅
(
すみ
)
へトン、トコ、トン、トコ、トン——
三晩
(
みばん
)
めは、
娘
(
むすめ
)
も
家内
(
かない
)
も
三人
(
さんにん
)
起
(
お
)
き
直
(
なほ
)
つて
聞
(
き
)
いたのである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
大軍刀
(
おほだち
)
ブン/\と
振
(
ふ
)
り
廻
(
まわ
)
し
海賊船
(
かいぞくせん
)
若
(
も
)
し
近寄
(
ちかよ
)
らば
吾
(
われ
)
から
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
に
飛移
(
とびうつ
)
らんばかりの
勢
(
いきほ
)
ひ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
飛移(とびうつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
移
常用漢字
小5
部首:⽲
11画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行
“飛移”のふりがなが多い著者
押川春浪
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
山本周五郎