“口移”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちうつ75.0%
くちうつし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安くして頼(たの)みますと言ふに城富ハイ夫は何寄(なにより)以て有がたう存じます何卒(どうぞ)お願ひ申ますと是より口移(くちうつ)しに道行の稽古(けいこ)より始めて段々と習(なら)ひ込んで生涯(しやうがい)の一藝にせんものを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
役目の表にはないことだがと御奉行樣の口移(くちうつ)しに、笹野樣から折入つてのお話があつたのだよ
貫一は唯胸も張裂けぬ可く覚えて、言(ことば)は出(い)でず、抱(いだ)き緊(し)めたる宮が顔をば紛(はふ)り下つる熱湯の涙に浸して、その冷たき唇(くちびる)を貪(むさぼ)り吮(す)ひぬ。宮は男の唾(つばき)を口移(くちうつし)に辛(から)くも喉(のど)を潤(うるほ)して
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)