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安火
ふりがな文庫
“安火”の読み方と例文
読み方
割合
あんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんか
(逆引き)
「今日でなくとも、明日という日もありますから……。」と、お庄は
安火
(
あんか
)
に入って、こっちを見ている糺の苦い顔を見ながら言った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
段々寒くなってからは、お前がした通りに、朝の焚き落しを
安火
(
あんか
)
に入れて、寝ている裾から
静
(
そっ
)
と入れてくれた。——私にはお前の居先きは判らぬ。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
かれは女の腕を捉えて、橋詰の番小屋へぐんぐん曵き摺ってゆくと、橋番のおやじは
安火
(
あんか
)
をかかえて宵から居睡りをしているらしく、蝋燭の
灯
(
ひ
)
までが薄暗くぼんやりと眠っていた。
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
安火(あんか)の例文をもっと
(4作品)
見る
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“安”で始まる語句
安
安堵
安心
安房
安全
安芸
安穏
安土
安否
安宅
“安火”のふりがなが多い著者
近松秋江
徳田秋声
岡本綺堂