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江戸砂子
ふりがな文庫
“江戸砂子”の読み方と例文
読み方
割合
えどすなご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えどすなご
(逆引き)
麹町
(
こうじまち
)
九段——
中坂
(
なかざか
)
は、
武蔵鐙
(
むさしあぶみ
)
、
江戸砂子
(
えどすなご
)
、
惣鹿子
(
そうかのこ
)
等によれば、いや、そんな事はどうでもいい。このあたりこそ、明治時代文芸発程の名地である。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
かれ
)
は
冷
(
つめ
)
たい
風
(
かぜ
)
の
吹
(
ふ
)
き
通
(
とほ
)
す
土藏
(
どざう
)
の
戸前
(
とまへ
)
の
濕
(
しめ
)
つぽい
石
(
いし
)
の
上
(
うへ
)
に
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けて、
古
(
ふる
)
くから
家
(
いへ
)
にあつた
江戸名所圖會
(
えどめいしよづゑ
)
と
江戸砂子
(
えどすなご
)
といふ
本
(
ほん
)
を
物珍
(
ものめづら
)
しさうに
眺
(
なが
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼は冷たい風の吹き通す土蔵の
戸前
(
とまえ
)
の
湿
(
しめ
)
っぽい石の上に腰を掛けて、古くから家にあった
江戸名所図会
(
えどめいしょずえ
)
と、
江戸砂子
(
えどすなご
)
という本を物珍しそうに眺めた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
江戸砂子(えどすなご)の例文をもっと
(3作品)
見る
“江戸砂子”の解説
『江戸砂子』(えどすなご)は江戸時代中期に著された江戸の地誌。著者は俳人菊岡沾涼。後に著者自身により『続江戸砂子』が出て、後世には増補版『再校江戸砂子』が刊行された。
(出典:Wikipedia)
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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江戸
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