“江戸名所図会”の読み方と例文
読み方割合
えどめいしょずえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は冷たい風の吹き通す土蔵の戸前とまえ湿しめっぽい石の上に腰を掛けて、古くから家にあった江戸名所図会えどめいしょずえと、江戸砂子えどすなごという本を物珍しそうに眺めた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
時代錯誤アナクロニズムだ。日本の物質界も精神界もこのとおりだ。君、九段の燈明台を知っているだろう」とまた燈明台が出た。「あれは古いもので、江戸名所図会えどめいしょずえに出ている」
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)