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山根
ふりがな文庫
“山根”の読み方と例文
読み方
割合
やまね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまね
(逆引き)
「うちの抱え芸者じゃが、あの翌る日に、急に、
仕換
(
しか
)
えをするというて、「
山根
(
やまね
)
」に変ったんで、妙なことに思うとった。こんな卑怯な芝居をしくさっとる」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
右の
泊
(
とま
)
り山するは此地にかぎらず
外
(
ほか
)
にもする所あり。
小出嶋
(
こいでじま
)
といふあたり、上越後
山根
(
やまね
)
の
在々
(
ざい/\
)
にてもするなり。すべて
深山
(
みやま
)
にありて事をなすには山ことばといふありてこれをつかふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
段々
(
だら/\
)
下
(
お
)
りの
谿底
(
たにそこ
)
に、
蹲踞
(
しやが
)
むだやうな寺の建物が見え、其の屋根を見渡しに、ずつと向うの
山根
(
やまね
)
に
小
(
ちつ
)
ぽけな田舎家が
零
(
こぼ
)
れたやうに
散
(
ちら
)
ばつてゐて、
那様
(
あんな
)
土地
(
ところ
)
にも人が住むでゐるのかと思はしめる。
茸の香
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
山根(やまね)の例文をもっと
(4作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
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