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『映画雑感(Ⅱ)』
ふりがな文庫
『
映画雑感(Ⅱ)
(
えいがざっかん(に)
)
』
制服の処女 評判の映画「制服の処女」を一見した。最初に、どこかの柱廊前に並んだ、ものはなんだかわからないが、何かしら勇ましくたくましい男性的彫像などが現われ、それから男性的なラッパの音に導かれて兵隊の行列が現われる。それだけがこの映画におけ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 映画
初出
「帝国大学新聞」1933(昭和8)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
柱廊
(
コロンネード
)
飛沫
(
ひまつ
)
骸骨
(
がいこつ
)
下手
(
へた
)
驟雨
(
しゅうう
)
謳歌
(
おうか
)
葛藤
(
かっとう
)
舳部
(
じくぶ
)
脈搏
(
みゃくはく
)
翻弄
(
ほんろう
)
猿蓑
(
さるみの
)
滑稽
(
こっけい
)
椋鳥
(
むくどり
)
棒縞
(
ぼうじま
)
昆虫
(
こんちゅう
)
插入
(
そうにゅう
)
弥次
(
やじ
)
巷
(
ちまた
)
宵
(
よい
)
執拗
(
しつよう
)
僧侶
(
そうりょ
)
俳諧
(
はいかい
)
伯母
(
おば
)
亭主
(
ていしゅ
)
些細
(
ささい
)