“柱廊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゆうらう33.3%
コロネード33.3%
コロンネード33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廃墟はいきよのこ柱廊ちゆうらうと。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
美しい丘の上の柱廊コロネードからはるかにウィーンの森を見はらしながら、素子が何心なくベルリンのメーデー事件について、ウィーンの新聞に何か後報がでていやしまいかと黒川隆三にきいた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
最初に、どこかの柱廊コロンネード前に並んだ、ものはなんだかわからないが、何かしら勇ましくたくましい男性的彫像などが現われ、それから男性的なラッパの音に導かれて兵隊の行列が現われる。
映画雑感(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)