“舳部”の読み方と例文
読み方割合
じくぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
終局の場面でも、人生の航路に波が高くて、舳部じくぶに砕ける潮の飛沫ひまつの中にすべての未来がフェードアウトする。伴奏音楽も唱歌も、どうも自分には朗らかには聞こえない。
映画雑感(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)