“舳波”の読み方と例文
読み方割合
へなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北米、中南米、カナダなどから引揚げた邦人二千四百名を乗せた第二回交換船の帝亜丸は時雨のような舳波へなみの音をたてながら遠州灘を走っていた。
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)