“がさね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
88.9%
11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅梅がさねなのか、濃い色とうすい色をたくさん重ねて着たのがはなやかで、着物の裾は草紙の重なった端のように見えた。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
紅梅がさね支那しなの切れ地でできた細長を添えた女の装束が纏頭てんとうに授けられた。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ことに美しいと見たのは、もう三十幾つ——四十に近いと聞いていたが、ある年の晩春に、一重ざくらが散りみだれる庭に立った、桜鼠さくらねずみ色の二枚がさねを着た夫人ぶりであった。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)