“空襲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くうしゅう88.9%
くうしふ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、今手伝っておけば、いざ空襲くうしゅうというとき、その中に入れてくれるというので、土はこびに参加する少年が日ましに数をまして来たのであった。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あのときから、何年なんねんたったであろうか、戦時中せんじちゅう空襲くうしゅうで、このあたりは野原のはらになってしまいました。
はたらく二少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あに一人ひとりあつたが戦地せんちおくられるともなく病気びやうきたふれ、ちゝ空襲くうしふとき焼死せうしして一全滅ぜんめつした始末しまつに、道子みちこ松戸まつど田舎ゐなか農業のうげふをしてゐる母親はゝおや実家じつかはゝともにつれられてつたが
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)