“御庇護”の読み方と例文
読み方割合
ごひご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでと申しては、恐れ入りますが、以来、御無沙汰いたしております。常々兄の真雄さねおが又、一方ひとかたならぬ御庇護ごひごに預かっております由で』
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十余年間、臣ポローニヤスのみならず、家族の者まで、御寵愛ごちょうあい御庇護ごひごを得てまいりました。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
長らえ、今日、かくある身は、ひとえに、藩主細川公御庇護ごひごに依るところ。御恩のほど、子孫まで忘れては成り申さぬ
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)