“ごひご”の漢字の書き方と例文
語句割合
御庇護100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……折ふし、御発病とあれば、これも天の御庇護ごひご、どうぞ明日の御参列は、お見合わせ遊ばしますように
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『多年、領主の御庇護ごひごによって、安穏あんのん生業たつきを立てて参ったのに、御恩も忘れ、殿の凶事に際して、すぐ損徳を考え、藩札の取付けにけるなどとはにっくい行為だ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
、ようしてもる志……何というてよいやら。これも観世音の御庇護ごひごでがなあろう
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)