“御加護”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんかご50.0%
おかご25.0%
ごかご25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし迫害が烈しいだけに、「万事にかない給うおんあるじ」も、その頃は一層この国の宗徒しゅうとに、あらたかな御加護おんかごを加えられたらしい。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
病床びょうしょうにありし良人おっとへも委細を語りて、これも天の御加護おかごならんと、薬も買いぬ、小供に菓子もうてりぬ、親子三人久し振りにて笑い顔をも見せ合いしに、良人のやまいはなおおもり行きて
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
これともうすもみな神様かみさま御加護ごかご、おかげ他所よそ銀杏いちょうとはことなり、何年なんねんてどえだれず、みきちず、日本国中にほんこくじゅう無類むるい神木しんぼくとして、いまもこのとおさかえてるような次第しだいじゃ。