“ごかご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御加護50.0%
御過誤50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これともうすもみな神様かみさま御加護ごかご、おかげ他所よそ銀杏いちょうとはことなり、何年なんねんてどえだれず、みきちず、日本国中にほんこくじゅう無類むるい神木しんぼくとして、いまもこのとおさかえてるような次第しだいじゃ。
「もし、義貞にかぎって、幕府を望む料簡りょうけんなどはなき者と見ておわすならば、おそれながら、それこそは、大きな御過誤ごかご。武家の何物なるかを、まったく、ご存知ないと申せましょう」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)