“襴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すそ50.0%
かいどり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここを以ちてその父母、その人を知らむとおもひて、その女にをしへつらくは、「赤土はにを床の邊に散らし、卷子紡麻へそをを針にきて、その衣のすそに刺せ」とをしへき一一
ここに大御食おほみけ獻る時に、その美夜受みやず比賣、大御酒盞さかづきを捧げて獻りき。ここに美夜受みやず比賣、そのおすひ二一すそ月經さはりのもの著きたり。かれその月經を見そなはして、御歌よみしたまひしく
立兵庫たてひょうごにおかいどり、島原へ出したってヒケは取るめえ」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)