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古錦襴
ふりがな文庫
“古錦襴”の読み方と例文
読み方
割合
こきんらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こきんらん
(逆引き)
天人の舞楽、合天井の紫のなかば、
古錦襴
(
こきんらん
)
の
天蓋
(
てんがい
)
の影に、黒塗に千羽鶴の蒔絵をした壇を据えて、紅白、一つおきに布を積んで、
媚
(
なまめ
)
かしく
堆
(
うずたか
)
い。皆新しい腹帯である。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
中
(
なか
)
が
白茶地
(
しらちやぢ
)
古錦襴
(
こきんらん
)
、
風袋一文字
(
ふうたいいちもんじ
)
が
紫印金
(
むらさきいんきん
)
だよ、
瑾
(
きず
)
の
事
(
こと
)
がにゆうだよ、忘れちやアいけないよ。
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
浮世を忍ぶ
旅路
(
たびぢ
)
なればにや、一人は
深編笠
(
ふかあみがさ
)
に
面
(
おもて
)
を隱して、
顏容
(
かほかたち
)
知
(
し
)
るに由なけれども、其の裝束は世の常ならず、
古錦襴
(
こきんらん
)
の
下衣
(
したぎ
)
に、
紅梅萌黄
(
こうばいもえぎ
)
の
浮文
(
うきあや
)
に
張裏
(
はりうら
)
したる
狩衣
(
かりぎぬ
)
を着け、
紫裾濃
(
むらさきすそご
)
の袴腰
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
古錦襴(こきんらん)の例文をもっと
(5作品)
見る
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
錦
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
襴
漢検1級
部首:⾐
22画
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