“古錦襴切”の読み方と例文
読み方割合
こきんらんぎれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿の主人が、自身でわざわざ持って来た、何か古錦襴切こきんらんぎれのような袋に包んだ、古色蒼然こしょくそうぜんたる箱物を一つ、うやうやしく伊太夫の枕許へ持って来て、念入りに備えつけました。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)