トップ
>
襲
>
か
ふりがな文庫
“
襲
(
か
)” の例文
『多年、領主の
御庇護
(
ごひご
)
によって、
安穏
(
あんのん
)
に
生業
(
たつき
)
を立てて参ったのに、御恩も忘れ、殿の凶事に際して、すぐ損徳を考え、藩札の取付けに
押
(
お
)
し
襲
(
か
)
けるなどとは
憎
(
にっく
)
い行為だ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな所へ押し
襲
(
か
)
けて行ってごらんなさい、これだけの人間が、半分も生きて帰るはずはない
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜討を
襲
(
か
)
けられた場合よりも、狼狽はむしろ甚だしかった。信長を見くびっていた点と、白昼であったことと、烈風のため敵を営中に見出すまで、敵の近づく跫音すらも知らずにいたためだった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上杉家ばかりでなく、吉良家から
追討
(
おいうち
)
を
襲
(
か
)
けるという手もある。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「こないだの晩も、店へ押し
襲
(
か
)
けて来たろ。あんな
風態
(
ふうてい
)
さ」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“襲(襲の色目)”の解説
襲の色目(かさねのいろめ)は、女房装束の袿の重ね(五衣)に用いられた襲色目の一覧。
狩衣の表裏で表す重ねの色目は「色目」を
当時の絹は非常に薄く裏地の色が表によく透けるため、独特の美しい色調が現れる。
一覧の見方は、各小見出しごとに着用時期を、太字が名称を表し、一番上に重ねる衣から順に表(裏)の色を書いて行き最後が単(ひとえ)の色になる。
(出典:Wikipedia)
襲
常用漢字
中学
部首:⾐
22画
“襲”を含む語句
襲撃
襲衣
世襲
踏襲
夜襲
襲來
逆襲
下襲
襲来
一襲
空襲
襲着
因襲
什襲
因襲的
山吹襲
襲重鱗茎
来襲
御襲
熊襲
...