“スカート”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
袴40.0%
裾20.0%
女袴10.0%
洋袴10.0%
腰衣10.0%
裳10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは二三年前に流行(はや)った裾の開きの極めて狭い袴(スカート)で、足の位置が割合に扉(ドア)から離れているのは、現在大流行をしている固いコツコツした、鍔(つば)の広い帽子を冠(かぶ)っているためである。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それを取り上げて、再び仕事にかかろうと屈んだ時に、ふと彼女の衣服の裾(スカート)が目についた。彼は眼を上げて、彼女の顔を見た。傍に見ていた二人の者ははっとして前へ出た。
それよりもよい目標(めじるし)は、庭に太い棒が立つてゐて、それに鶉がかけてあり、草いろの女袴(スカート)を穿いた
赤や青の原色の洋袴(スカート)をはいた跣足(はだし)の女たちが、何人も何人も、頭へぶりき張りの戸板を載せて続いていた。魚売りだ。元帥のような八字髭(ひげ)を生やした女が多い。見つけた工夫達は黙っていなかった。
けれども、その箍骨(たがぼね)張りの腰衣(スカート)に美斑(いれぼくろ)とでも云いたい古典的な美しさの蔭には、やはり、脈搏の遅い饒舌(じょうぜつ)を忌(い)み嫌うような、静寂主義者(キエティスト)らしい静けさがあった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ふと見ると庭に沿った長い側廊(アイル)を、ブロンド編髪をやさしく胸に垂れ、レエスの胸衣(ジレ)に鯨骨入りの裳(スカート)をつけて大きな西班牙(スペイン)の扇を持った少女が
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)