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ジユツプ
ふりがな文庫
“ジユツプ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
裳
50.0%
袴
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裳
(逆引き)
帽も
上衣
(
うはき
)
も
裳
(
ジユツプ
)
も黒つぽい所へ、
何処
(
どこ
)
か緋や純白や
草色
(
くさいろ
)
を
一寸
(
ちよつと
)
取合せて強い
調色
(
てうしよく
)
を見せた冬服の
巴里
(
パリイ
)
婦人が
樹蔭
(
こかげ
)
を
行
(
ゆ
)
き
交
(
か
)
ふのも面白い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
娘の子の
裳
(
ジユツプ
)
も円く踊子の様に
披
(
ひら
)
いたので無くて、
大人
(
をとな
)
の女の服装と同じく日本の
衣物
(
きもの
)
の様に細く狭く直立したのが
流行
(
はや
)
つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
マタン紙上で
今年
(
ことし
)
の流行服の予想を各女優から聞いて
公
(
おほやけ
)
にして居る。日本の「キモノ」から影響せられて細くなつた
裳
(
ジユツプ
)
の
形
(
かた
)
は
未
(
ま
)
だ当分広くなるまい。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ジユツプ(裳)の例文をもっと
(1作品)
見る
袴
(逆引き)
僕と
曙村
(
しよそん
)
とが最後の二つの椅子に掛けたので、翁と僕との間の空いた椅子へ翁は
其
(
その
)
婦人を坐らせた。
其
(
その
)
時翁が「
公爵夫人
(
コンテツス
)
」と
喚
(
よ
)
ばれたので貴婦人だと気附いたが、
胴衣
(
コルサアジユ
)
も
袴
(
ジユツプ
)
も質素な物を着けて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ジユツプ(袴)の例文をもっと
(1作品)
見る
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