“調色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろあひ50.0%
てうしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例へばその時折の衣服の調色いろあひ、ある日の汗の臭などの些細の感覚の不愉快から終日母の傍に坐る事さへ苦痛にしたほど我儘で又驕奢であつた。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
帽も上衣うはきジユツプも黒つぽい所へ、何処どこか緋や純白や草色くさいろ一寸ちよつと取合せて強い調色てうしよくを見せた冬服の巴里パリイ婦人が樹蔭こかげふのも面白い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)