“末葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつよう33.3%
うれは25.0%
うらば16.7%
うらは8.3%
すえば8.3%
すゑは8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれら藤原氏の門流や末葉まつようたちは、祖々以来、宮廷を中心に、史上例外な、栄々盛々の三世紀を遂げて来ているからだった。
梅雨つゆのまも桃の繁り葉末葉うれは立ちまた掻き垂れぬ夏檜葉のうへ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
おいしらむ末葉うらばのそそけ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
白菊黄菊、大輪の中に、桔梗ききょうがまじって、女郎花おみなえしのまだ枯れないのは、功徳の水の恵であろう、末葉うらはも落ちず露がしたたる。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いかにせんふじ末葉すえばの枯れゆくを
末葉すゑはにみだるる露に醉ひて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)