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末葉
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まつよう
ふりがな文庫
“
末葉
(
まつよう
)” の例文
かれら藤原氏の門流や
末葉
(
まつよう
)
たちは、祖々以来、宮廷を中心に、史上例外な、栄々盛々の三世紀を遂げて来ているからだった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
善定
(
ぜんじょう
)
兼吉、奈良太郎兼常、徳永兼宣、三
阿弥
(
あみ
)
兼高、得印兼久、良兼母、室屋兼任——この七人の
末葉
(
まつよう
)
、美濃越前をはじめとして、五
畿
(
き
)
七
道
(
どう
)
にその数およそ千百相に別れ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
時代
(
とき
)
は
足利
(
あしかが
)
の
末葉
(
まつよう
)
で、日本歴史での暗黒時代、あっちでも戦い、こっちでも
戦
(
いくさ
)
、武者押しの声や
矢叫
(
やたけ
)
びの音で、今にも天地は崩れるかとばかり、
尾張
(
おわり
)
には信長、三河には家康、
甲斐
(
かい
)
には武田
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ウム、かれらの
策
(
さく
)
にのせられると思えば
不愉快
(
ふゆかい
)
だが、
得物
(
えもの
)
やわざは
末葉
(
まつよう
)
のこと、
承知
(
しょうち
)
してくれよう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“末”で始まる語句
末
末期
末裔
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代