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末
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うれ
ふりがな文庫
“
末
(
うれ
)” の例文
街を走る吹聽人はいふも更なり、今咲き出づる「アネモオネ」の花、高く聳ゆる松の
末
(
うれ
)
より空飛ぶ雲にいたるまで、皆我を祝する如し。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
この歌と一しょに、「うち
靡
(
なび
)
く春立ちぬらし吾が門の柳の
末
(
うれ
)
に鶯鳴きつ」(巻十・一八一九)があるが、平凡で取れない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
また、「うち靡く春さり来れば
小竹
(
しぬ
)
の
末
(
うれ
)
に
尾羽
(
をは
)
うち
触
(
ふ
)
りて鶯鳴くも」(同・一八三〇)というのもあり、これも鶯の行為をこまかく云っている。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「道のべの
荊
(
うまら
)
の
末
(
うれ
)
に
這
(
は
)
ほ豆のからまる君を
離
(
はか
)
れか行かむ」(同・四三五二)も同じような場面だが、この
豆蔓
(
まめづる
)
の方は間接に序詞を使って技巧的であるが、それでも
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“末”の意味
《名詞》
(すえ)終わり。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“末”を含む語句
結末
末期
末子
末葉
顛末
本末
木末
月末
末席
末流
末端
行末
末裔
末枯
終末
末造
末方
末姫
粗末
始末
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