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引接
ふりがな文庫
“引接”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんじょう
75.0%
いんぜう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんじょう
(逆引き)
紫の雲の、本願寺の屋の棟にかかるのは
引接
(
いんじょう
)
の果報ある善男善女でないと拝まれない。が紅の霞はその時節にここを通る
鰯売
(
いわしうり
)
鯖売
(
さばうり
)
も誰知らないものはない。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
清閑の池亭の
中
(
うち
)
、仏前
唱名
(
しょうみょう
)
の
間々
(
あいあい
)
に、筆を執って仏
菩薩
(
ぼさつ
)
の
引接
(
いんじょう
)
を
承
(
う
)
けた善男善女の
往迹
(
おうじゃく
)
を物しずかに記した保胤の
旦暮
(
あけくれ
)
は、如何に
塵界
(
じんかい
)
を超脱した
清浄三昧
(
しょうじょうさんまい
)
のものであったろうか。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
引接(いんじょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
いんぜう
(逆引き)
ゆくりなくも世を
遯
(
のが
)
れて。自得の門に三宝の
引接
(
いんぜう
)
を
希
(
こひねが
)
ひしかば。遂に念願成就して。けふ往生の素懐を
遂
(
とげ
)
なん。…………
又
(
また
)
只
(
たゞ
)
汝は畜生なれども。国に大功あるをもて。
軈
(
やが
)
て国主の
息女
(
むすめ
)
を獲たり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
引接(いんぜう)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
“引接”の関連語
立往生
引摂
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引接”のふりがなが多い著者
柳宗悦
北村透谷
幸田露伴
泉鏡花