“往迹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうじゃく50.0%
わうせき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清閑の池亭のうち、仏前唱名しょうみょう間々あいあいに、筆を執って仏菩薩ぼさつ引接いんじょうけた善男善女の往迹おうじゃくを物しずかに記した保胤の旦暮あけくれは、如何に塵界じんかいを超脱した清浄三昧しょうじょうさんまいのものであったろうか。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
茶山の詩は往迹わうせきを説きをはつて現状に入つた。此年壬午の状況に入つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)