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接
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まじは
ふりがな文庫
“
接
(
まじは
)” の例文
前生にありしときおのれをよく
脩
(
をさ
)
め、慈悲の心
専
(
もは
)
らに、
他人
(
ことひと
)
にもなさけふかく
接
(
まじは
)
りし人の、その善報によりて、今此の
生
(
しやう
)
に富貴の家にうまれきたり
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
雲根志
(
うんこんし
)
灵異
(
れいい
)
の部に曰、
予
(
よ
)
が
隣家
(
となり
)
に
壮勇
(
さうゆう
)
の者あり儀兵衛といふ。或時
田上谷
(
たがみだに
)
といふ山中に
行
(
ゆき
)
て
夜更
(
よふけ
)
て
皈
(
かへ
)
るに、むかうなる山の
澗底
(
たにそこ
)
より青く光り
虹
(
にじ
)
の如く
昇
(
のぼり
)
てすゑは
天
(
そら
)
に
接
(
まじは
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
もしその
尾上
(
をのへ
)
に
嘯
(
うそぶ
)
きたち、大海原のあなたを見わたさむか、雲と濤とあひ
接
(
まじは
)
り、風は霧のごとく、潮は煙に似たる間を分けわく船の帆影は、さながら空なる星かと見まがふばかりなり。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
雲根志
(
うんこんし
)
灵異
(
れいい
)
の部に曰、
予
(
よ
)
が
隣家
(
となり
)
に
壮勇
(
さうゆう
)
の者あり儀兵衛といふ。或時
田上谷
(
たがみだに
)
といふ山中に
行
(
ゆき
)
て
夜更
(
よふけ
)
て
皈
(
かへ
)
るに、むかうなる山の
澗底
(
たにそこ
)
より青く光り
虹
(
にじ
)
の如く
昇
(
のぼり
)
てすゑは
天
(
そら
)
に
接
(
まじは
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
大宅
(
おほや
)
の
父子
(
おやこ
)
多くの物を
二一〇
賄
(
まひ
)
して罪を
贖
(
か
)
ふによりて、百日がほどに
赦
(
ゆる
)
さるる事を得たり。かくて
二一一
世にたち
接
(
まじは
)
らんも
面俯
(
おもてぶせ
)
なり。姉の大和におはすを
訪
(
とぶら
)
ひて、しばし
彼所
(
かしこ
)
に住まんといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
“接”を含む語句
接吻
直接
密接
接待
接骨木
接近
接続
接唇
応接
応接間
接触
近接
間接
応接室
引接
骨接
接踵
連接
接觸
応接所
...