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梢
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やや
ふりがな文庫
“
梢
(
やや
)” の例文
其平な頂上が
将
(
まさ
)
に低下しようとする所から、
梢
(
やや
)
円味を帯びて殆ど直線に近い空線を描いた一座の山が、前記の二峰の上にのり出している。
望岳都東京
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
朕
黎元
(
れいぐわん
)
を
撫育
(
むいく
)
する
事
(
こと
)
梢
(
やや
)
に
年歳
(
とし
)
を経たり。
風化
(
ふうくわ
)
尚
(
なほ
)
壅
(
よう
)
して、
囹圄
(
れいご
)
未
(
いま
)
だ
空
(
むな
)
しからず。
通旦
(
よもすがら
)
寝
(
しん
)
を忘れて
憂労
(
いうらう
)
茲
(
ここ
)
に
在
(
あ
)
り。
頃者
(
このごろ
)
天
(
てん
)
頻
(
しきり
)
に
異
(
い
)
を
見
(
あら
)
はし、地
数
(
しばしば
)
震動す。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
折角
(
せつかく
)
暖かになつた二人の身体はまた凍り付くかと思はれた。種田君は
梢
(
やや
)
確
(
たしか
)
な歩調を運ばせ乍ら
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
春
従
(
よ
)
り
亢旱
(
かうかん
)
にして夏に至るまで雨ふらず。百川水を減じて五穀
梢
(
やや
)
に
凋
(
しぼ
)
めり。
実
(
まこと
)
に朕が不徳を
以
(
も
)
て致す所なり。百姓何の罪ありてか、
憔萎
(
せうゐ
)
せる事の甚しき。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
梢
漢検準1級
部首:⽊
11画
“梢”を含む語句
樹梢
木梢
末梢
末梢的
梢葉
梢々
梢越
林梢
梢明
梢風
梢毎
梢葉腋
梢霞
梢頭
高梢
梢高
沢木梢氏
花梢
茎梢
一梢頭
...